まずはお尻の構造を知っておこう(お尻の穴のパーツについて)

アナルの器官

 

まずはお尻の構造を知っておこう(お尻の穴のパーツについて)

 

本来のお尻の構造というものは、誰もが知っているものです。

 

食べたものが胃腸を通じてアナルに行き、それが排泄される仕組みです。

 

しかしながら、実際に内部構造を明確に知っている人は少ないのが事実です。

 

無理もないですね。そもそもそのまま内臓と直結しているアナルなので、直接自分で内部を覗ける機会などはないですから。

 

しかし、アナルオナニーをする上では、やはりお尻の構造は理解しておいた方が良いかもしれません。

 

まず、代表的な4つのパーツと、それとアナルとの相互関係を覚えておきましょう。

 

 

筋肉部分のお尻の谷間

 

お尻は腰骨から大腿骨に向かってついている、大臀筋という筋肉のお陰で盛り上がっています。

 

これは、足の根元を支えるという役割でもあります。

 

お尻の形もこの大臀筋に左右されていて、この筋肉が弱いと、垂れたような筋肉のお尻になります。

 

アナルの括約筋の収縮が深く関連してくるアナニーは、この大殿筋も鍛えておくことがお勧めです。

 

 

粘膜部分のお尻の穴

 

アナルの表面は粘膜で、ご存知の通り中心部分がすぼまっていているのが特徴的です。

 

そこから内部に向かって続く道も全て粘膜になっていて、性感帯が密集した敏感な部分です。

 

それゆえ、いじり続ける事で、気持良さも高まってきます。

 

 

肛門管

 

アナルの内部はすぐ直腸ではなく肛門管という部分があります。

 

この肛門管は肛門縁からお尻の穴の中にある”歯状線”まで続いていて、長さは3センチ程度。周囲の括約筋が強い締め付けを生み出す場所です。

 

普段は付随意筋によって閉じられていて、排泄時に広げられたり、アナニーをする際に外側から開けることもできます。

 

これが、医学的に「肛門」と言われてる場所で、肛門管の外側は肛門縁と同じような感覚のある粘膜で覆われているのが特徴です。

 

 

直腸

 

歯状線よりも奥にあるのが直腸で、この先を「内蔵」と言います。

 

表面を覆う膜は知覚神経しかないのですが、無感覚ではなく、圧迫による刺激などは感じる仕組みです。

 

しかし、知覚神経がないために注意しなければならないのは、例えば器具を奥まで挿れすぎて、引っ掻いて傷がついたとしても痛みを感じることがないのです。

 

ですから刺激の調整はしっかりと行なうべきポイントと言えます。

 

ちなみに、人間の身体は直腸から排泄物が降りてくることで便意を感じ、排泄が促される仕組みになっているため直腸は空洞になっています。

 

このメカニズムから、お尻の中に何かを挿入すると、「出したい」という欲求が生まれ、排泄が促されている仕組みなのです。

 

デリケートな部分であるからこそ、その構造や役割をなんとなく覚えておくだけでも、アナルオナニーを行なう上では大事な事です。